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データ削除のためゼロ値/空白値データを反映すると、使用メモリサイズが増加した
回答
元帳データにすでに値がある場合、0 を値として設定するとデータが削除されるのではなく 0 に上書きされ、 加えて、元帳更新履歴 が追加されますので、全体のデータ容量は増加することになります。
データを削除するためには、「マネージャ」にて元帳更新履歴を削除する必要があります。 元帳の履歴を削除すれば、更新の都度発生する履歴がひとつに圧縮されるとともに、不要なゼロ値/空白値データが削除されるので、元帳版にゼロ値/空白値を投入後、履歴を圧縮すれば、当該ゼロ値/空白値データが削除されます。
例えば 1 → 0 という履歴が存在する場合、メモリ上には最新のデータ(ゼロ値)がロードされます。履歴を削除すると、1 → 0 という履歴そのものがデータベースから削除されます。その場合、データが存在しないためメモリにもロードされません。
元帳の履歴削除については、共有作業版(WORKSPACE)(下図右 #3)のみならず、その親系列の元帳版(下図右 #2)も対象に(※)実行頂けると、より容量が減ります。 これら親系列の元帳版は過去のいずれかのタイミングで共有作業版だったことがあるため、履歴が大量に残っている可能性が高いためです。 また、共有作業版を適宜「公開」する運用をされているのであれば、公開版(PUBLIC)(下図右 #1)にも履歴が大量に残存している可能性がありますので、それも削除すると、より容量が減ります。
ワークフロー機能(業務プロセス機能)をご利用であれば、過去の業務プロセスを削除すると、元帳版が減ります。 各業務責任単位のワークスペースとして使用されていた元帳版が削除されるためです。 業務プロセス削除後、不要データを削除頂くことによりデータベースの領域が解放されます。
※ 元帳版の構成は以下の通りです。
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