This page is in Japanese version. The English version is in preparation.
|
コントリビュータで提出データを確定する方法
質問
[コントリビュータ] で予算を各部署で作成し、予算を管轄している経理部で最終承認しています。
最終的に各部署より集めたデータを正式に会社として使用する確定予算データとするにはどうすればよいでしょうか。
回答
「正式に会社として使用する確定予算データとするには」、データを 共有作業版 又は 公開版 に反映する必要があります。
共有作業版と公開版のどちらを使うかは、運用方針によります。
当初の設計思想は、確定データは 公開版 に保持する想定でしたが、より簡易に 共有作業版 で運用されているお客様も多くいらっしゃいます。
共有作業版 と 公開版 の詳細に関しては以下のマニュアルをご参照ください。
<共有作業版に反映>
共有作業版 で運用する場合をご説明します。
各部署から集めたデータを「共有作業版」に格納する方法は、[業務プロセス定義] の で「公開データ確定担当業務責任単位にもプライベートな元帳を割り当てる(チェックしなければ共有作業版を割り当て)」にチェックした場合としない場合に応じて異なります。
-
公開データ確定担当業務責任単位にもプライベートな元帳版を割り当てる
-
同項目にチェックしていなければ(初期値のまま)、公開データ確定担当業務責任単位(経理部等)の作業用元帳版=共有作業版となります(コントリビュータの入力画面の右肩の「元帳版キー」で確認頂けます)。これにより、経理部等で提出データを受け付けた都度、そのデータは共有作業版に反映されます。なお、公開データ確定担当業務責任単位は、「プロセスの管理」画面にて設定した部署です(通常は、提出ルートの頂点です)。
-
同項目にチェックしている場合、他の業務責任単位と同様、公開データ確定担当業務責任単位にも、ワークフロー内で生成された元帳版が割り当てられます。この場合、経理部等で受け付けた提出データは、共有作業版ではなく左記の元帳版に反映されるので、そこから共有作業版にコピーすることが必要となります。
[マネージャ] 共有作業版にデータ公開 がそのための処理です。公開したいタイミングでこのボタンを押下すると、それまでに受け付けたデータが共有作業版に移送されます。
-
上記のうち 2 番の「共有作業版にデータ公開」処理には時間がかかりますので、特に必要性がなければ、1 番をお勧めします(デフォルト設定どおりです)。
<公開版に反映>
1 番の場合、経理部が提出パッケージデータを受け付ける度にデータが共有作業版に反映されますので、共有作業版の内容は随時変更されます。
そうした作業途上のデータとは別に、一時点での確定データを保持しておきたい場合は、公開版 をお使いください。
[マネージャ] の
から 共有作業版を公開する ボタンを押下し、公開するシナリオを選択して処理実行すると、共有作業版から公開版にそのシナリオのデータがコピーされます。この処理は、上記「共有作業版にデータ公開」に比べて非常に高速です。