コントリビュータで入力画面に Excel を使用する場合、提出データ範囲で注意することはありますか
回答
提出データの範囲は、Excel ではなく、フォームのデータ範囲となりますので、本来、提出する必要のないデータが提出データに含まれないよう、フォーム設計にご留意下さい。
具体的には、フォームで更新可能なすべてのデータが提出データとして扱われ、受付処理によって DB に反映されるので、フォームのデータ範囲が Excel のデータ範囲より大きい場合、下記の問題が発生する恐れがあります。
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不要なデータも DB に保存するため、処理が重くなり、またメモリ不足に繋がる可能性があります
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データ範囲のデータは最終的には共有作業版に反映されますので、想定外のデータを上書きしてしまう可能性があります
例えば、入力は売上データだけ、提出データ範囲は人件費も含み、且つ書き込み可能な場合、タイミングによっては、別パッケージで収集した人件費が上書きされる恐れがあります
また、提出ルート上の複数の業務責任単位が提出するデータの範囲が重ならないようにご留意下さい。重なっている場合、一方の業務責任単位が提出したデータを受付後に、 もう一方の業務責任単位の提出データを受け付けると、前者が上書きされます。