地域計 +-- 首都圏 | +-- +--東海 | +-- 名古屋リテール部 事業計 +-- ホールセール事業 | +-- +-- リテール事業 | +-- 名古屋リテール部
拠点別データを、地域別・事業別に集計するには
回答
拠点ごとに地域と事業が決まっている場合、拠点を含むディメンション内に、地域別メンバツリーと事業別メンバツリーを設け、各拠点を両方のメンバツリーの最下位レベルに登録することで、拠点別データを地域別にも事業別にも集計することが出来るようになります。
例えば、名古屋リテール部が、地域としては「東海」、事業としては「リテール事業」に帰属する場合、地域別メンバツリーと事業別メンバツリーを設け、それぞれの中の「東海」「リテール事業」配下に「名古屋リテール部」を登録します。
下図をご覧ください。
上図で、名古屋リテール部は、メンバツリーの2か所に存在しますが、実体としてはひとつのメンバであるという点にご注意ください。
このように同一メンバを複数個所に登録するには、まず一か所で(例えば「東海」の子として)「名古屋リテール部」を登録し、次にそれを コピー した上で、貼り付け先の親メンバ(この例では「リテール事業」)を選び メンバを貼り付け > 選択メンバの子 を選んで下さい。コピーも貼り付けも、メンバを選択した状態で右クリックすると表示されるメニューから実行可能です。
クリップボードからのメンバインポートでは、名古屋リテール部のラベルを持つ行を2つ設け、その行の「PARENT」欄に「東海」と「リテール事業」のメンバラベルをそれぞれ設定しておくと名古屋リテール部が2か所に登録されます。この場合、名称やプロパティ値は、後の行のものが設定されるのでご注意ください。