アプリケーションバックアップと DB フォルダバックアップの使い分け

システム運用

質問

バックアップの手段として以下2つの方法がありますが、何か違いはありますか。
また、どのように使い分ければいいですか。

  1. fusion_place [マネージャ] から行う「アプリケーションのバックアップ」の方法

  2. \FusionPlace_DB\db フォルダ以下の全フォルダと全ファイルのバックアップする方法

回答

[マネージャ][リクエスタ] から行うアプリケーションバックアップの機能は、以下のような使い分けになるかと思います。

  1. アプリケーションごとに一時的にバックアップしておき、各アプリケーションごとにデータを後から復元したいときに利用

  2. db フォルダのバックアップはシステム全体をバックアップしておきたいときに利用

解説

アプリケーションのバックアップは、アプリケーションに含まれるすべてのデータをデータベースから抽出してバックアップファイルに収容することを言います。
よって、一つのアプリケーションを指定し、そのアプリケーションに関連した情報をバックアップする方法となります。

一方で、db フォルダ以下の全フォルダと全ファイルのコピーを取る方法では、全てのアプリケーションデータを一括し、かつアプリケーションに所属しない 情報(ユーザ情報、ライセンス情報など)も全てバックアップすることができます。

また、アプリケーションバックアップはそのアプリケーションだけを、他の fusion_place システムに移植したいという場合でも使われます。

それぞれ、利用シーンが異なりますので、それぞれの特性に合わせてご利用ください。