「#TOTAL」の利用用途を教えてください。 ( fusion_place >= 12.2 )
回答
「#TOTAL」を利用することで、ディメンション合計の取得が容易になります。
例えば、配賦計算で部門の配賦基準合計が必要となる場合、当該集計のために、これまでは「ALL」といった集計メンバを設ける必要があり、 メンテナンスの手間や間違いのリスクがありました。
12.2 以降では、リーフメンバすべてを子とする仮想メンバ「#TOTAL」を自動的に作成します。 当メンバを指定することで、ユーザーがメンテナンスしなくとも、常に、全リーフメンバの集計値を表示することができます。
13.0 以降では、「#TOTAL」に非数値データの入力が可能ですので、例えば全部門合計に対するコメントを保持することが可能です。なお、「シナリオで集約レベル数値編集を許す」設定の場合でも、「#TOTAL」には数値の入力はできません。
(参考情報)