アプリケーションの定義情報からフォーム一覧のCSVファイルを作成する

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質問

fusion_placeで作成したフォームの一覧を取得する方法はありますか。

回答

fusion_placeの アプリケーション定義ファイル (APDファイル)にはフォーム情報をはじめアプリケーションの設定情報が含まれるため、ファイル内容の解析によりフォーム情報の一覧取得が可能です。

APDファイルから下記のフォーマットでCSVファイルを作成できるサンプルスクリプトをご用意いたしました。ぜひご活用ください。

APDファイル,フォームリストラベル,名称,フォームラベル,フォーム名称
SAMPLE1.2025-03-06_10-54-25.apd,MNG,ja;"予算管理",FORM1,ja;"年間予算入力表"
SAMPLE1.2025-03-06_10-54-25.apd,MNG,ja;"予算管理",FORM2,ja;"売上高・総利益集計表"

サンプル

Windows Power Shell で実行可能なサンプルです。下記からダウンロードいただけます。

(1) 対象バージョン

fusion_place 13.0 以降

(2) 使用方法

  1. tuneformlistxml2csv_v1.0.zip を展開します。
    (任意のフォルダに配置可能です)

  2. 同一フォルダ内に、APDファイルを配置します。
    (APDファイルは [マネージャ] メニューの「ファイル > アプリケーション定義抽出」により取得可能です)

  3. Windowsのセキュリティ設定を確認します

    • 任意のフォルダに展開した tuneformlistxml2csv_v1. を 右クリック → 「プロパティ」 を開く。

    • 「全般」タブ内の「セキュリティ」欄に「このファイルは他のコンピューターから取得したものです」 というメッセージが表示されている場合、「許可する」にチェックを入れて「OK」 をクリックする。(こちらの設定を行わないと、スクリプト実行時にエラーとなる場合があります。)

  4. Power Shell を起動します。
    Windows のデフォルト設定では管理者権限が無いと PowerShell を実行できない状態になっています。
    使用については貴社ポリシーに応じてご試行ください。また、実行ポリシーやスコープ等必要に応じてご変更ください。

    モード変更例 ) 現在の PowerShell セッションのみ何もブロックされず、警告やプロンプトは表示させずに実行する。

      Set-ExecutionPolicy -Scope Process -ExecutionPolicy Bypass
  5. 任意のフォルダに展開した tuneformlistxml2csv_v1.0.ps1 ファイルを実行します。

      .\tuneformlistxml2csv_v1.0.ps1

(3) スクリプトファイルの説明

スクリプト( tuneformlistxml2csv_v1.0.ps1 )を実行すると、同一フォルダに配置したアプリケーション定義ファイル(APDファイル)の内容からフォーム一覧のCSVファイルを作成します。なお、APDファイルは複数配置可能です。

(4) 注意事項

  • Windows Power Shell での実行を前提としています。

  • 本サンプルは、製品の動作保証の対象外となりますので、予めご了承ください。

  • apdファイルのフォーマットは今後のfusion_placeのバージョンアップにより変更される可能性があります。

  • 名称情報は「en;"form name(英語)";ja;"フォーム名(日本語)"」のように1つのCSVセル内に複数言語が含まれます。特定の言語のみを取得する場合は、Excel等で加工するかスクリプトの修正が必要です。