削除したデータを元に戻す方法はありますか
回答
失われたデータのリカバリについては、以下の 3 つの方法があります。
-
アプリケーションのバックアップをもとに新規アプリケーションを作成する
-
データベースのバックアップから復元する
-
削除されたデータを確認し必要な差分を投入する
解説
1. アプリケーションのバックアップをもとに新規アプリケーションを作成する
お手元にアプリケーションのバックアップをお持ちの場合、お客様側でそのバックアップを使ってアプリケーションを作成することで、元帳データを含むアプリケーション全体をリカバリーすることができます。
詳細はユーザマニュアルの下記項目をご参照ください。
2. データベースのバックアップから復元する
データベースのバックアップをお持ちの場合、db フォルダを置き換える事により復元することができます。
この場合、全ての情報が復元されるため、複数のアプリケーション存在する場合、全てのアプリケーションがバックアップから復元されることにご注意ください。
また、復元時には fusion_place サーバの停止が必要です。
詳細はユーザマニュアルの下記項目をご参照ください。
クラウド環境の場合
fusion_place cloud では日次のサービス終了後(premium/workqroupの場合)、若しくは所定の時間(premium nonstopの場合)にデータベースやログファイルのデバイス全体のバックアップを作成しております。
fusion_place cloud であれば、上記バックアップのデータをリカバリすることができます。(有償)
復元中は fusion_place colud サービスを停止します。
ご希望の場合は、 フュージョンズサポート窓口 までメールでお問い合わせください。
3. 元帳更新履歴で削除データを確認し、Excel-Link等で投入する
元帳更新履歴にて削除データを確認し、必要な差分を [Excel-Link] 等で投入します。
元帳更新履歴では、選択した元帳世代間の差分として、データ更新対象の元帳、ディメンションメンバ、更新前値(借方+)と更新後値(借方+)が表示されますので、
Excel-Linkを作成し当該元帳、ディメンションメンバの値を更新前値(元帳更新履歴の表示値は、借方+として取り扱いください)に更新して元に戻すことが考えられます。
リカバリ時にはアプリケーションバックアップされることを推奨いたします。
元帳更新履歴の照会方法など詳細は下記マニュアルをご参照ください。