fusion_place 14.0 の主な変更点・留意事項について
回答
主な変更点と留意事項は下記の通りです。詳細は各マニュアル、Q&Aをご参照ください。
変更点
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Web ログイン機能
ログイン時の ID / パスワード入力が Web ブラウザに統一され、各クライアントプログラム([ブラウザ]、[コントリビュータ]、[マネージャ]、[Excel-Link])で個別に入力する必要がなくなりました。
fusion_place 14.0 からのログイン手順など詳細については下記ご参照ください。 -
SAML 認証
SAML による認証に対応しました。クラウド版では SAML 認証連携は有償オプションです。
なお、本バージョンでは IdP としてEntra ID
をサポートしています。 -
マルチウィンドウ対応
1 ユーザアカウントで同じクライアントプログラム( [ブラウザ]、[コントリビュータ]、[マネージャ]、[Excel-Link] )を複数起動することができるようになりました。 -
メニューページの改善
メニューページが一新され、日英表示の切替え、クライアントプログラムメモリ割り当て等ができるようになりました。
また、セキュリティ設定(パスワード変更、多要素認証)が各クライアントメニューでの設定からメニューページにて設定するよう変更となりました。 -
その他新機能や改善事項
その他新機能や改善事項については下記リリース情報変更履歴をご参照ください。
留意事項
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PowerShell
・.NET Framework
の必須化
14.0 以降をご利用いただくために、クライアント端末のPowerShell
・.NET Framework
が必須となります。
PowerShell
・.NET Framework
は 、 Windows 10 、Windows 11 においてデフォルトで有効となっておりますが、組織のポリシーや端末の設定により無効化されている場合は一部機能が使用できなくなるためご留意ください。 -
各コンポーネントの更新
旧バージョンをご利用で、 fusion_place v14 以降にアップデートされる場合は、各コンポーネント([ブラウザ]、[コントリビュータ]、[マネージャ]、[Excel-Link])の更新が必要です。 -
1G バイト割当メニューの廃止
1G バイト割当メニューは廃止となり、当該 URL を利用できなくなります。
Web メニューの個人設定画面からクライアントメモリ割り当てを設定可能ですのでこちらにてご対応ください。 -
[Web-API] の認証方式の変更
[Web-API] の認証方式が Bearer 認証 に変更となりました。
これまでに [Web-API] をご利用の場合はプログラムの修正が必要です。 サンプルをご用意いたしましたのでご参考ください。 -
プログラムダウンロード元サーバの設定方法の変更対応( premium 版のみ)
premium 版にてプログラムダウンロード元サーバ機能をご利用の際の sever.xml の設定内容に変更があります。当機能をご利用の場合、バージョンアップの際にご留意ください。
参考情報
- fusion_place バージョンアップについての留意事項
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fusion_place をバージョンアップする前に、万が一、以前のバージョンに戻る場合に備える意味でも、fusion_place データベースのバックアップを取得 しておくことを、強くお勧めします。
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サーバ設定ファイル(fusion_place インストール先フォルダ中、conf サブフォルダ中の server.xml ファイル)を修正されている場合は、パラメータ等が異なる可能性がありますので、 既存の server.xml ファイルで上書きするのではなく、再設定 してください。
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バージョンアップについての詳細は下記マニュアルやQ&Aをご参照ください。
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