セッション (fusion_place >= 14.0)
fusion_place では Web ログイン を起点として、そのユーザから起動されるクライアントを一元管理しています。
ユーザコンテキスト
ユーザが Web ログインすると [ユーザコンテキスト] が開始されます。
[ユーザコンテキスト] ではユーザの情報や起動したクライアント、タイムアウトまでの時間などを管理します。
ひとつの [ユーザコンテキスト] で、そこから起動される複数のクライアントを管理しています。 管理の対象となるクライアントは、コントリビュータ 、ブラウザ 、マネージャ、Excel-Link です。
タイムアウト
fusion_place にはふたつのタイムアウトがあります。
名称 | 概要 |
---|---|
アイドルタイムアウト |
操作していない状態でアイドルタイムアウトの時間を経過すると再ログインが必要になります。操作すると延長されます。ただし、絶対タイムアウトを超えて延長することはできません。 |
絶対タイムアウト |
ログインしてから絶対タイムアウトの時間を経過すると操作しているかに関わらず再ログインが必要になります。 |
タイムアウト・ログアウトした状態でも、クライアントから Web ブラウザを起動して同じユーザでログインしなおすことで作業を継続することができます。
下図は Web, ブラウザ、マネージャでのタイムアウトの動作を示しています。
マネージャ (3) の時点で Web (1) のアイドルタイムアウトの時間は過ぎていますが、途中でブラウザ (2) の操作を行ったことでアイドルタイムアウトが延長されています。