勘定科目と増減科目

設計者 管理者

勘定科目ディメンションと増減科目ディメンションは、ともに、元帳セルに保持されるデータの性質や取扱方法を規定するディメンションです。

  • 勘定科目: 元帳に保存されるデータの種類(データタイプ)や取扱方法を指定します。通常の会計システムでの「勘定科目」にほぼ対応しますが、データタイプの指定により、非数値データも扱えます。

  • 増減科目: データタイプが「バランス値」と指定された勘定科目について、任意の期間における増減額の内訳を要因別に保持するために用います。

増減科目を使う必要がない場合には

勘定科目ディメンションとともに、増減科目ディメンションも、すべての元帳に必須とされています。しかし、業務ニーズによっては、バランス項目について増減内訳を把握・保持する必要がない場合もあります。こうした場合には、 元帳データにアクセスするときに、増減科目として「なし/#NONE」を指定 してください。

※ 増減科目 「なし/#NONE」 を指定すると、バランス勘定科目については、相対期間で指定された期間の期末残高、フロー勘定科目については、相対期間と表示形式で指定された期間の発生額が、表示されます。また、「なし/#NONE」は、表示だけでなく入力も可能です。