リンク領域のタイプ

リンク領域のタイプ

リンク領域 には、以下の3タイプがあります。

(1)データ領域

fusion_place の元帳のセル値を取得する領域です。逆に、この領域のセルの値をデータを元帳に書き込むこともできます。ひとつの領域を、取得/書込みに兼用できます。すなわち、fusion_place からデータを取得してこの領域に表示し、それを修正して再び fusion_place に書き込むことができます。

(2)メンバ名称表示領域

fusion_place のディメンションに含まれるメンバの名称を表示する領域です。表示のみ可能で、fusion_place へのデータ書き込みはできません。メンバ名称を表示する言語は、 切り替える ことができます。

(3)テキスト値表示領域

メンバの名称だけでなく、ラベルと名称、それにメンバプロパティ値などを用いて組み立てた文字列を表示する領域です。文字列の組み立て方を指示するには テキスト式 の方言のひとつを用います。表示のみ可能で、fusion_place へのデータ書き込みはできません。テキストを表示する言語は、 切り替える ことができます。

テキストを作成する際には、キー指定列やキー指定行で指定されたディメンションメンバが参照されるので、たとえば行や列ごとに指定されたメンバのラベルと名称を組み合わせた文字列を表示するといった使い方ができます。メンバ名称を表示するだけでは十分でない場合に使用できます。

各リンク領域を上記3タイプのいずれとするかは、「 リンク領域の設定 」 ダイアログボックスにて設定できます。また、データ領域のデータ取得元元帳や、テキスト値表示領域に関するテキスト式といった詳細情報も同画面で設定できます。

前出のシート例 では、ひとつめのリンク領域(E11:E15)は、「メンバ名称表示領域」で、ふたつめのリンク領域(G11:H15)は、「データ領域」です。テキスト値表示領域はありません。