テンプレート範囲外のリンク領域について、（テンプレート処理対象でない）通常のシートの処理と同様に、データが取得されます。

データ取得にさきがけて、テンプレート範囲内のデータ取得対象セルがクリアされます。

繰り返し条件の一項目「メンバリスト中のメンバの全組合わせを表示」の指定と、コントロール領域に関するリンク領域定義にもとづいて、取得対象とする繰り返しキーが決定されます。繰り返し行キーは、繰り返しキー列に代入されるディメンションメンバラベルの組です（「組」と言うのは、繰り返しキー列が複数指定されている場合もあるためです）。

前のステップで取得された繰り返しキーを用いて、テンプレート範囲でデータを取得します。この処理は、取得されるデータに変化がなくなるまで（あるいは、繰り返し回数が 10 回を超えるまで）繰り返されます。

⚠ 取得したデータが変化するのは、算出キー列が存在する場合のみです。算出キー列の各セルが保持するキー値は、他のセルに取得されたデータによって変化する可能性があるので、次にデータ取得すると、算出キー列をキー列として使用するリンク領域に含まれるセルの値は変化する可能性があります。

⚠ 10 回を越えても取得データが安定しない場合は、エラーメッセージが表示されます。

（この処理は、結果表示領域が指定されている場合のみ実行されます）

最終的に安定した取得データをもとに計算された、テンプレート範囲の各セルの値が、処理単位（繰り返しキー）ごとに、結果表示領域に上から順にコピーされます。

指定により、結果表示領域の数式・書式・入力規則もコピーされます。

上述したデータ取得処理が実行されます。ただし、結果表示領域への処理結果書き出しを除きます。

上述したデータ取得処理が実行されます。ただし、結果表示領域への処理結果書き出しを除きます。

最大繰り返し反映回数が指定されている場合、最大繰り返し反映回数を越えるか、反映処理後の取得データに変化が無くなるまで、上記２・３の処理を、繰り返す。

（この処理は、結果表示領域が指定されている場合のみ実行されます）

最終的に安定した取得データをもとに計算された、テンプレート範囲の各セルの値が、処理単位（繰り返しキー）ごとに、結果表示領域に上から順にコピーされます。指定により、結果表示領域の数式・書式・入力規則もコピーされます。

まず最初に、以下のようにデータ反映処理が実行されます：

なお、反映処理の順序は、テンプレート範囲内／外を問わず、リンク領域定義の並び順（リンク領域定義画面での一覧上での並び順）となります。

反映処理後、上述のデータ取得・反映処理と同じ内容の処理が実行されます。