組み込みプロパティ一覧

設計者 管理者

(1)全ディメンションに共通の組み込みプロパティ

プロパティ 内容 値定義一覧

メンバタイプ
#MEMBER_TYPE

管理責任の視点からメンバを分類する区分です。

詳細は「メンバタイプとメンテナンス責任」をご参照ください。

システム予約
(RESERVED)
テンプレート
(TEMPLATE)
ユーザ定義(UDEF)

リーフ区分
#LEAF

メンバがリーフメンバ(子を持てないメンバ)かどうかを示します。非リーフメンバに関連付けられた元帳セルは、そのメンバが実際に子メンバを持っているかどうかに関係なく入力不可となります。 ⚠ 上記については例外があります。勘定科目のデータタイプが数値タイプ(バランス・フロー)以外なら、非リーフメンバに関連付けられたセルであっても入力は禁止されません。

リーフである(TRUE)
リーフでない(FALSE)

使用区分
#ACTIVE

メンバを入力用に使用するかどうかを示します。
「使用せず」にすると、当該メンバに結びつけられた元帳セルは入力不可になります。

一般的に、集計メンバに結びつけられたセルは、使用区分に係わりなく入力不可ですが、シナリオごとに集約レベルの数値編集を許すことも可能です。その場合、使用区分により入力可否を指定することができます。「元帳セル値の入力と集計」をご覧ください。

使用中(TRUE)
使用せず(FALSE)

(2)ディメンション固有の組み込みプロパティ

1. 相対期間ディメンション

プロパティ 内容 値定義一覧

期間単位
PERIOD_UNIT

各相対期間が属する「期間単位」を示します。

「期間表」の「期間単位」から自動生成
Y,H,Q,M 等

期間単位内連番
#SEQ_IN_PERIOD_UNIT

各相対期間が、自分の属する「期間単位」内で前から何番目に位置するかを数字で示す。
連番の桁数は、最下位期間の数に依存する(最下位期間単位が 12 個なら 2 桁というように)。

同上
01,02,03…

2. 勘定科目ディメンション

プロパティ 内容 値定義一覧

データタイプ
#DATA_TYPE

元帳の各セルの保持するデータの種類を指定します。
詳細は「元帳セルのデータタイプ」をご参照下さい。

なし(NONE)
フロー値(FLOW)
バランス値(BAL)
文字列値(TEXT)
論理値(BOOL)
列挙値(ENUM)

貸借区分
#DRCR

(データタイプ=バランス値またはフロー値の場合のみ使用。必須)

勘定科目が借方科目か貸方科目かを指定します。
詳細は「勘定科目の差引計算」をご参照下さい。

借方(DR)
貸方(CR)

適用増減科目表
#CHAGTAB

(データタイプ=バランス値の場合のみ使用。任意) バランス勘定科目に対して適用する増減明細表の種類を指定します。
詳細は「増減データの管理―増減科目表」をご参照下さい。

(増減科目表を識別するラベルをデザイナが決めて設定できます。ただし、ラベルは #CT_ で始める必要があります)

値リスト定義
ディメンション
#VALUE_DIMENSION

(データタイプ=列挙値の場合のみ使用。必須)

どのディメンションのメンバリストをもとに
値リストを作成するのかを指定します。
詳細は「列挙値の値リスト」をご参照下さい。

(すべてのディメンションの一覧)

値リスト定義
メンバリスト
#VALUE_MEMBER_LIST

(データタイプ=列挙値の場合のみ使用。必須)

「値リスト定義ディメンション」で指定されたディメンションの、どのメンバリストをもとに
値リストを作成するのかを指定します。
詳細は「列挙値の値リスト」をご参照下さい。

(「値リスト定義ディメンション」で指定されたディメンションの、メンバリストの一覧)

3. 増減科目ディメンション

プロパティ 内容 値定義一覧

増減科目種別
#CHANGE_TYPE

増減科目の種類を表す区分です。
システム予約メンバについては、そのラベルから先頭の # を除去した値が、増減科目種別となります。
その他のメンバの増減科目種別は必ず「当期増減高(DTL)」となります。

(略)

符号
#SIGN

増減科目を表示する際の符号を、残高と同じとするか、残高と逆とするかを指定します。
たとえば、増減を表す増減科目について、符号を「残高または増加」としておけば増加額がプラス表示され、「減少」としておけば、減少額がプラス表示されます。

残高または増加(INC)
減少(DEC)

(増減科目表プロパティ)
(#CT_ で始まるラベル)

増減科目が、各増減科目表に属するかどうかを指定するプロパティです。
勘定科目ディメンションにて登録された増減科目表の数だけ、増減科目表プロパティが自動生成されます。
詳細は「増減データの管理―増減科目表」をご参照下さい。

対象(TRUE)
対象外(FALSE)

4. 一般ディメンション

プロパティ 内容 値定義一覧

データタイプ
#DATA_TYPE
(fusion_place >= 12.2)

元帳の各セルの保持するデータの種類を指定します。
詳細は「元帳セルのデータタイプ」をご参照下さい。

勘定科目/注記項目依存(#ACCOUNT)
なし(NONE)

5. 注記項目ディメンション

プロパティ 内容 値定義一覧

データタイプ
#DATA_TYPE

元帳の各セルの保持するデータの種類を指定します。
詳細は「元帳セルのデータタイプ」をご参照下さい。

勘定科目依存(#ACCOUNT)
なし(NONE)
文字列値(TEXT)
論理値(BOOL)
列挙値(ENUM)

値リスト定義
ディメンション
#VALUE_DIMENSION

(データタイプ=列挙値の場合のみ使用。必須)

どのディメンションのメンバリストをもとに値リストを作成するのかを指定します。
詳細は「列挙値の値リスト」をご参照下さい。

(すべてのディメンションの一覧)

値リスト定義
メンバリスト
#VALUE_MEMBER_LIST

(データタイプ=列挙値の場合のみ使用。必須)

「値リスト定義ディメンション」で指定されたディメンションの、どのメンバリストをもとに値リストを作成するのかを指定します。
詳細は「列挙値の値リスト」をご参照下さい。

(「値リスト定義ディメンション」で指定されたディメンションの、メンバリストの一覧)