fusion_place をバージョンアップする際の手続き
fusion_place の新しいバージョンをインストールする一方、今まで使用していた fusion_place データベースをそのまま使い続けたい場合は、以下の手続きによってください。バージョンアップするのではなく、単に今ご使用のバージョンを再インストールしたい場合もこの手続きによってください。
以下の設定は当ページでご説明するバージョンアップ手続きでは引き継がれません。当マニュアルの説明を参照して事前に現行の設定内容を把握し、バージョンアップ後に設定してください。各項目のリンクをクリックすると説明ページにジャンプします。
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ステップ 1. 旧バージョンのインストール時に指定した情報を確認する
旧バージョンをインストールしたときに指定した情報が必要です。
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ポート番号 (HTTP / 1.1 コネクタポートとシャットダウンポート)
これらの情報がわからなくなってしまった場合、多少面倒ですが知る方法があります。 インストール時指定情報の記録場所 をご参照ください。
ステップ 2. 古いバージョンの fusion_place および fusion_place 実行環境 をアンインストールする
古いバージョンの fusion_place をアンインストールしてください。
アンインストールする前に、fusion_place データベースの バックアップを取得 しておくことを、強くお勧めします。
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fusion_place をアンインストールするには、スタートメニューから 以下の項目(プログラム)を選択してください。
→ アンインストーラが起動されますので、以降ではその指示に従ってアンインストールしてください。
Windows のバージョンによっては、スタートメニューに上記メニュー項目が表示されないケースがあります。その場合、 fusion_place n.n
をダブルクリックしてアンインストールしてください。アンインストールしても fusion_place n.n
の行は消えませんが、もう一度ダブルクリックすると、アンインストール中にエラーが発生した旨のメッセージが表示され、一覧から fusion_place n.n
を削除するか尋ねられます。 はい と答えると、行は問題なく削除されます。
古いバージョンのfusion_place 実行環境(FRE)をアンインストールしてください。
ステップ 3. 新しいバージョンの fusion_place をインストールする
新しいバージョンの fusion_place をインストールしてください。手続きは 通常のインストール手続きと同じです。ただし、以下の点にご留意ください:
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ポート番号・データベース接続用のユーザ名とパスワードには、 ステップ 1 で把握した、旧バージョンインストール時の指定値をそのまま用いてください。
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データベースを置くフォルダの名前は、 ステップ 1 で把握したフォルダ名としてください(インストーラの初期提案値通りなら、
C:\FusionPlace_DB
の筈です)。 -
サーバ設定ファイル(fusion_place インストール先フォルダ中、conf サブフォルダ中の server.xml ファイル)を修正されている場合は、要素や設定値を再設定してください。
(バージョンによりパラメータ等が異なる可能性がありますので、 既存のserver.xml ファイルで上書きするのではなく、再設定 してください)。
fusion_place のインストールにより、fusion_place 実行環境(FRE)もインストールされます。
以上でバージョンアップ手続きは終わりです。コンピュータを再起動すると、新しいバージョンの fusion_place をお使いいただくことができます。
ステップ 4. Excel-Link アドインファイルの取得と設定
[Excel-Link] をすでにご使用されている各クライアントコンピュータでは、 [Excel-Link] アドインファイルの取得と設定 を再度ご実施いただくことが必要です。