元帳更新履歴の削除

機能概要

fusion_place のデータベース上で元帳のデータは世代管理されています。元帳データが更新される都度、世代が追加されますので、世代が増えると、データベースのファイルサイズも増えます。

当機能は、指定された版に含まれる世代別元帳行データを最新世代に集約して、古い世代を削除するものです。これにより直ちにデータベースのファイルサイズが小さくなるわけではありませんが、続いて、不要データの整理を実行すると、データベース中に空き領域ができ、再利用されるようになります。

元帳更新履歴の削除は、設計者権限または管理者権限を持つユーザ以外は実行できません。

リクエストの記述方法

「世代別元帳行データの圧縮」のリクエスト記述例を以下に示します。

<request type="DELETE_LEDGER_HISTORY" desc="元帳更新履歴削除">
  <parameters>
    <parameter name="APPLICATION" value="SAMPLE1"/> (1)
    <parameter name="LEDGER_EDITION" value="PUBLIC"/> (2)
  </parameters>
  <contents> (3)
  </contents>
</request>
1 「アプリケーション」パラメタ
2 「元帳版」パラメタ
3 リクエスト内容

パラメタ

対象アプリケーションと対象元帳版を指定します。

パラメタ 必須 キー 指定内容

APPLICATION

Yes

なし

対象アプリケーションのラベルを指定して下さい。

LEDGER_EDITION

Yes

なし

対象元帳版を指定する「元帳版キー」を指定して下さい。なお、予約されている元帳キーは以下の通りです:

PUBLIC  : 公開版
WORKSPACE : 共通作業版

リクエスト内容

「リクエスト内容」はありません。

レスポンスの内容

「世代別元帳行データの圧縮」のレスポンス例を以下に示します。

<response type="DELETE_LEDGER_HISTORY" desc="元帳更新履歴削除">
  <returned-contents> (1)
  </returned-contents>
  <result>
    <code>SUCCESSFUL</code> (2)
    <started-at time-zone="Asia/Tokyo">2015/02/28 09:50:04.227</started-at>
    <ended-at time-zone="Asia/Tokyo">2015/02/28 09:50:07.827</ended-at>
    <messages>
      ・・・ (3)
    </messages>
  </result>
</response>
1 返却内容
2 処理結果コード
3 メッセージ

返却内容

返却内容はありません。

メッセージ

処理結果コードが「SUCCESSFUL」の場合、メッセージ欄には何もが表示されません。

処理結果コードが「FAILED」の場合、メッセージ欄には、処理が失敗した原因を表すメッセージが表示されます。

上記以外の処理結果コードは使用されません。