メンバリスト
テキスト式とは
テキスト式は、式形式の簡易言語です。fusion_place でアプリケーションを設計する際、様々な箇所でテキスト式が用いられます。表示用テキストを組み立てることに用いる場合が多いので、テキスト式と名付けられていますが、数値計算や条件判定など他の目的のために用いる場合もあります。
テキスト式の使用目的と使用箇所
テキスト式の使用目的と使用箇所は以下の通りです。
使用目的 | 使用オブジェクト | 使用箇所 |
---|---|---|
メンバ選択条件の記述 |
|
|
元帳領域の指定 |
元帳マスク |
|
アクセス許可 |
|
|
表示用テキストの |
フォーム |
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[Excel-Link] |
|
|
元帳データなどをもとにした数値計算条件等の記述 |
フォーム |
|
データインポート時の変換方法の記述 |
フォーム |
|
テキスト式の方言
上記の「使用箇所」に応じて、テキスト式の仕様に若干の違いがあります。これをテキスト式の「方言」と言います。方言による差異の例としては以下のようなものがあります:
-
ラベル定数により指定されるオブジェクトの種類の違い。一般の方言ではディメンションオブジェクトが指定されますが、メンバ選択式では、検査中のメンバのプロパティが指定され、フィールド値算出式では当該ラベルを付されたフィールドが指定されます。
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利用可能なオブジェクトの違い。「セル範囲指定子」はフォームをもとに作成された文書上でセル範囲を指定するものですから、フォーム以外では使えません(フォームでも使える箇所が限定されます)。フィールドオブジェクトは、フォームのフィールド値算出式でしか使えません。
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使用できる関数の違い。
方言については、つど触れていきます。またテキスト式の方言一覧もご参照ください。