エンコーディング
エンコーディング(符号化方式)とは、コンピュータで処理できるよう文字に 2 進数を割り当てる際の方式です。
fusion_place のインポート・エクスポート機能では、広く用いられている2つの符号化方式である UTF-8 と シフト JIS に対応しています。
- UTF-8
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Unicode(文字集合の一種)を前提にした最も一般的な符号化方式。
- シフト JIS
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PC 上で日本語を表すために長く使われてきた文字集合/符号化方式。
両者は ASCII(アスキー)文字に関しては互換性があります。ASCII 文字には半角英数字、英語の表記に使われる記号(-, +, $, ", ' .. など)が含まれます。一方、漢字、ひらかな、カタカナなどについては互換性がない ので、それらの文字を含むファイルを扱う際には、意識して両者を使い分ける必要があります。
Microsoft Excel でインポート対象のファイルを作成し、あるいはエクスポートされたファイルを読み込むのであれば、シフト JIS の方が便利です。一方、基幹系システムとの連携では UTF-8 が一般的になりつつあります。用途に応じて使い分けてください。
fusion_place の [マネージャ]・[ブラウザ] のメニューから選択できる文字集合/符号化方式「シフト JIS」は、正確には、"Windows-31J" と呼ばれる文字集合に基づいています。これは、正確な意味での「シフト JIS」である "Shift_JIS" 文字集合に、Windows で使われている特殊文字を追加したものです。 |