フォームとは
フォームは、元帳のデータを表示する帳票や元帳にデータを入力するための画面の仕様を定義する設計オブジェクトです。フォームは以下の目的のためにお使い頂けます。
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データの手入力
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帳票の作成
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ファイルからのデータインポート(コード変換機能つき)
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ファイルへのデータエクスポート
フォームには、アプリケーション内で一意なラベルと、任意の名称を付す必要があります。
フォームを用いて元帳データにアクセスする際には、 元帳アクセスコントロール が適用されます。
特長
フォームには、以下のような特長があります。
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複雑なマトリックス型レポートを容易に作成可能: 経営管理レポートは、縦軸・横軸に様々な切り口(=ディメンション)を配し、さらに算出列や行をまじえた複雑な構成となることが普通です。フォームデザイナ を用いてこうしたレポートを容易に作成できます。
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入出力両用: ひとつのフォームを、入力可能な画面としても、帳票としても使用可能です。入力時には指定により端数処理・期間按分などを行うことも可能です。入力データのバリデーション(妥当性チェック)も可能です。
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組織変更や勘定科目の追加にメンテナンス・フリーで対応可: フォームで作成した帳票と画面には、ディメンションの内容変更を自動的に反映することができます。
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計算処理も可能: 列や行に計算式を設定することもできます。フォーム上で計算し、その結果を元帳に書き込むことも可能です。
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ドリルダウン: 列や行、あるいはセルをクリックして、詳細を表示するフォームに遷移するよう設定することができます。遷移先は同じフォームとすることも別のフォームとすることも可能です。
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コード変換を伴うデータインポート: CSV 形式のデータをインポートすることができます。その際、コード結合やコード変換も可能です。
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PDF ファイル出力: フォームで作成した帳票を印刷することは当然可能ですが、さらに、PDF ファイル形式で出力することも可能です(プレビュー画面から出力できます)。
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エクスポート: フォームで作成した帳票・画面の内容を CSV 形式で出力することができます。CSV 形式のデータは、Microsoft Excel などで容易に取り扱えます。
なお、上記の特長それぞれを個々のフォームにて活用するかどうかは設計者の判断に依存します。フォームの設計によっては、一部の特長が適用されないこともあるのでご留意ください。
簡易版フォームとフル機能版フォーム
フォームには「簡易版」と「フル機能版」の二種類があります。
簡易版フォームは、フル機能版フォームに変換することができます(逆向きの変換はできません)。設定の容易さでは簡易版が勝り、機能の豊富さ・柔軟さではフル機能版が勝りますので、まず簡易版フォームを作成し、必要ならばフル機能版に変換するというアプローチをお勧めします。
Excel-Link との使い分け
フォームと [Excel-Link] の適用領域は一部重なっています。文書「 [Excel-Link] とフォーム、どちらを使うか 」もご参考にして、お使い分けください。