fusion_place の運用形態-スタンドアロンと Web サーバベース

fusion_place は、スタンドアロンベースでも Web サーバベースでも運用できます。

運用形態 説明 セットアップとシステム運用

スタンドアロンベース

一台のパーソナルコンピュータで fusion_place を使用する運用形態です。

システム管理者の手を煩わすことなく、エンドユーザの方が行えます(ただし下記参照)。

Web サーバベース

fusion_place のプログラムとデータベースをサーバ機に置き、複数の端末(パーソナルコンピュータ)から使用する運用形態です。

サーバ機へのプログラムインストール等に、システム管理者の手をいくらか煩わせる必要があります。

会社等の組織は、パーソナルコンピュータの使用に関して、厳格なセキュリティポリシーを適用していることがあります。その場合、スタンドアロンベースでも、セットアップに、システム管理者によるサポートが必要になります。具体的には以下のようなケースです:

  • パーソナルコンピュータにソフトウェアをインストールする際に、システム管理者の許可が必要とされている場合

  • パーソナルコンピュータのレジストリの内容を変更することが禁止されている場合( fusion_place はインストール時のみレジストリ内容を変更します)。詳細は、「fusion_place が更新するレジストリ情報」をご覧ください。
    レジストリとは、パーソナルコンピュータの設定情報が保存されるデータベースです。Microsoft Windows ベースのパーソナルコンピュータには必ずレジストリがあります。

Web サーバベースの場合、fusion_place のクライアントプログラムは、サーバから自動配信されます。そのため、クライアント機に fusion_place をインストールする必要はありません(ただし 「fusion_place 実行環境」という基盤ソフトウェアをインストールする必要があります)。また、[Excel-Link] のための Excel アドインファイルを Excel に組み込むことが必要です。