パッケージ入力用 Excel ファイル パラメータ一覧

[コントリビュータ] からパッケージ入力用 Excel を起動すると、開かれた Excel ファイルのシート上のセルに、種々のパラメータ値(実行時に値が決定されるデータ項目)が埋め込まれます。パラメータごとに名前が決まっており、その名前を付されたセルに、値が埋め込まれることになります。すべてのパラメータを埋め込む必要はなく、必要なパラメータについてのみ、セルにその名前を付しておくことができます。パラメータの名前と埋め込まれるデータ値は以下の通りです。

パラメータ名(Excel セル範囲の名前) 埋め込まれるデータ値

_PPR_APP_LABEL

アプリケーションラベル

_PPR_APP_NAME

同上名称

_PPR_FY_LABEL

現在選択されている業務プロセスの属する会計年度のラベル

_PPR_FY_NAME

同上名称

_PPR_VPT_LABEL

照会業務責任単位[1]のラベル

_PPR_VPT_NAME

同上名称

_PPR_RPT_LABEL

パッケージデータ提出元業務責任単位のラベル

_PPR_RPT_NAME

同上名称

_PPR_INC_LABEL

パッケージデータ提出元業務責任単位の責任者のユーザアカウント名

_PPR_INC_NAME

パッケージデータ提出元業務責任単位の責任者の名称

_PPR_RK_LABEL

パッケージデータ提出元業務責任単位に割り当てられた責任分割基準ディメンションメンバ[2]のラベル。

_PPR_RK_NAME

同上名称

_PPR_POV_(ディメンションラベル)_LABEL

パッケージデータの範囲指定のキー(視点)となるメンバ。会計年度・相対期間・業務責任単位の責任範囲指定キー・追加キーのいずれかのディメンションに関するもの。会計年度・相対期間・業務責任単位の責任範囲指定キーは、他のパラメータでも取得可能ですが、追加キーは、当パラメータのみで取得できます。

パラメータ名中の「(ディメンションラベル)」は、各ディメンションのラベルで置換されます。ただし、ディメンションラベル中の「#(シャープ記号)」は「.(ピリオド)」に置換されます(シャープ記号は Excel の範囲名として使用できないため)。

_PPR_POV_(ディメンションラベル)_NAME

同上名称

_PPR_VPTW_LKEY

照会業務責任単位(_PPR_VPT_LABEL で示されるラベルをもつ)のワークスペース(現在 [コントリビュータ] でアクセスしているワークスペース)の元帳版キー。

_PPR_VPTW_DESC

上記に対する説明。

_PPR_CUR_LKEY

現在選択されている対象データの元帳版キー。具体的な内容は以下の通りです:

(提出パッケージを指定して Excel 起動した場合)

指定されている提出パッケージの元帳版キー。なお、提出パッケージはそれぞれ特殊な元帳版とみなされ、元帳版キーを与えられます

(業務責任単位のワークスペースを指定して Excel 起動した場合)

業務責任単位のワークスペースに結び付けられた元帳版のキー。

_PPR_CUR_DESC

現在選択されている対象データの説明。具体的な内容は以下の通りです:

(提出パッケージを指定して Excel 起動した場合)

指定されている提出パッケージの説明。

(業務責任単位のワークスペースを指定して Excel 起動した場合) 指定されてる業務責任単位のワークスペースの説明。

_PPR_CUR_SUBDT

現在選択されている対象データの提出日時。提出パッケージを指定して Excel 起動した場合のみセットされます。業務責任単位のワークスペースを指定して Excel 起動した場合は、セルには空白がセットされます。

_PPR_CUR_APDT

現在選択されている対象データの最終承認日時⚠。提出パッケージを指定して Excel 起動した場合で、かつ、その提出パッケージが最終承認済である場合のみセットされます。最終承認が未了の場合、および、業務責任単位のワークスペースを指定して Excel 起動した場合は、セルには空白がセットされます。

_PPR_PREVAP_LKEY

現在選択されている対象データの直前の提出パッケージ(これは、現在選択されている対象データが業務責任単位のワークスペースであるときは、最新提出パッケージを意味する)の元帳版キー。
ただし、そのような提出パッケージが存在しない場合は、セルには空白がセットされます。

_PPR_PREVAP_DESC

上記提出パッケージの説明。
ただし、そのような提出パッケージが存在しない場合は、セルには空白がセットされます。

_PPR_PREVAP_SUBDT

上記提出パッケージの提出日時。
ただし、そのような提出パッケージが存在しない場合は、セルには空白がセットされます。

_PPR_PREVAP_APDT

上記提出パッケージの最終承認日時⚠。
ただし、そのような提出パッケージが存在しない場合、および、存在するが最終承認が未了の場合は、セルには空白がセットされます。

_PPR_CUR_PKGKEY

現在選択されているパッケージのキー。
パッケージキーはワークスペースが選択されている場合のみセットされます。パッケージキーの構成は以下の通りです:
(業務プロセス定義ラベル).(会計年度ラベル).(相対期間ラベル).(業務責任単位ラベル).(提出パッケージ定義ラベル)

⚠ 提出パッケージの最終承認とは、提出ルート上で最後にその提出パッケージを承認する権限を持つ業務責任単位による承認を意味します。


1. 照会業務責任単位とは、そのパッケージデータの提出元とは係わらず、現在それを照会している業務責任単位です。
2. 業務責任単位に割り当てられた責任範囲指定キー(ディメンションごとに設定されます)のうち、Excel ファイルが紐付けられている提出パッケージ定義で使用されている「提出ルート定義」の「責任分割基準ディメンション」のメンバです。