メンバタイプとメンテナンス責任

設計者 管理者

メンテナンス責任の所在にもとづき、メンバは以下の3タイプに分類されます。

メンバタイプ メンテナンス責任の所在

システム予約メンバ

fusion_place ソフトウェア提供者(フュージョンズ社)

テンプレートメンバ

設計者

ユーザ定義メンバ

管理者

システム予約メンバ は、各ディメンションにそれぞれ特別な機能を付与するために販売元(フュージョンズ社)が判断してあらかじめ設けているメンバです。

テンプレートメンバ は、設計者が設計の意図を表現するために設けるメンバです。たとえば、帳票設計において、勘定科目がある決まった階層構造を持っていることを前提とするならば、その階層構造を表現するためにテンプレートメンバを用います。テンプレートメンバが表現する「設計の意図」は、通常の業務運用の中では変化しないと考えられる、システム設計上の前提事項です。

システム予約メンバとテンプレートメンバがかたちづくる階層構造の枠内で、管理者は、ユーザ定義メンバ を登録することができます。これによって、管理者は、業務運用を通じて時とともに変化していく組織や勘定科目、その他の管理対象の実態をディメンションに反映することができます。

また、「テンプレートメンバラベル制約」を有効にし、テンプレートメンバ に使用できるメンバ名のパターンを登録することにより、管理者が登録する ユーザ定義メンバ としては登録できないように制御することが可能です。