期間表を設定する

設計者

期間表はアプリケーションごとにひとつあります。期間表は複数のひな形から選択して適用します。適当なひな形が無い場合には、Excel 上で期間表を作成し、インポートすることもできます。アプリケーションの作成直後には、3月決算会社用の期間表(月別・決算修正月なし)が適用された状態になっています。

設計者は、異なる期間表(最小期間単位が四半期あるいは半期の期間表、あるいは決算調整用の月のある期間表など)を選択することができます。また、各期間の名称を変更することもできます。

期間表を設定するには、設計者として [マネージャ] にログインし、対象アプリケーションを選択してください。その後、次のステップをとってください。

  1. 期間表パネルを表示します(手順は「期間表の設定を照会する」をご参照ください)。

  2. 別の期間表を選択したいときは、パネル上部右側の 期間表ひな形を選択 ボタンをクリックしてください。「期間表ひな形を選択」ダイアログボックスが表示されるので、一覧からひな形を選び、適用 ボタンをクリックしてください[1]。選択できる期間表の種類は後述します。

  3. 相対期間の名称を変更したいときは、「相対期間」タブをクリックして選択し、ツリー上で各「相対期間」を選択して名称を入力してください。

  4. 設定した期間表を保存するには、保存 ボタンをクリックしてください。

なお、このとき、データベース上で元帳データが占めていた領域は解放されません。そのままにしておいても害はありませんが、メニューから ファイル  不要データ整理 を実行して頂くと、消費されていた領域は解放され、他のデータのために再利用可能となります。

選択できる期間表ひな形の種類

・月を最小期間単位とする期間表(決算修正月なし)

最小期間が各月に対応しています(したがって最小期間数は 12 です)。4 月はじまりから 3 月はじまりまで 12 種類用意されています。

アプリケーションの作成直後にはこのタイプの期間表で 4 月はじまりのものが適用されています。

・月を最小期間単位とする期間表(決算修正月あり)

各月に対応する最小期間に加えて四半期ごとに「調整月」が設けられています(したがって最小期間数は 16 です)。四半期ごとの決算調整データを通常月のデータと区別して扱いたい場合などに利用できます。

このタイプの期間表も、4 月はじまりから 3 月はじまりまで 12 種類用意されています。

・四半期を最小期間単位とする期間表(決算修正月なし)

最小期間が四半期に対応しています。1 種類のみ用意されています。

・半期を最小期間単位とする期間表(決算修正月なし)

最小期間が半期に対応しています。1 種類のみ用意されています。

・月を最小期間単位とする期間表(13 ヵ月)

最小期間が 13 ある期間表です。4 週間を 1 会計月とし、13 会計月を 1 会計年度とする制度を採用している会社向けです。


1. 元帳にデータがある状態で、異なる構造をもつ期間表を適用して保存すると、元帳のデータが失われます(保存前に警告メッセージが発せられますので、その時点で処理をキャンセルすればデータは失われません)。