リンク領域に関する設定項目

リンク領域に fusion_place のデータを取得し、あるいはリンク領域のデータを fusion_place の元帳に反映するには、取得/反映方法を [Excel-Link] に指示してやる必要があります。これを「リンク領域の設定」と呼びます。ここでは、「リンク領域の設定」において取得/反映方法を指定する様々な設定項目についてご説明します。

シート編集時の、リンク領域設定内容の追随について

リンク領域設定項目には、リンクする範囲の他、アプリケーション指定セルを例とする各種指定セルのアドレスが含まれます。シートの行/列を追加・削除した場合、また、セルや範囲を切り取って他の場所に貼り付けた場合、これらの設定項目には以下のような影響があります。

設定項目 シートの行/列を
追加・削除した場合
左記セルや範囲や、それを含む範囲を、切り取って他の場所に貼り付けた場合

範囲(データ取得/反映の対象とするセル範囲)

追随して、設定内容が
変更される

追随して、設定内容(範囲)が
貼り付け先に移動する

各種指定セル (アプリケーション指定セル)
(業務責任単位指定セル)
(版指定セル)
(ロック色指定セル)
(表示単位セル)

同上

設定内容は変化しない
(指定セルは移動しない)

上掲の表で、太字部分のみ、Excel での標準的な挙動と異なりますのでご注意ください。これは、運用中に、業務責任単位ラベル等を他のセルとの間で切り取り&貼り付けした場合に、セル指定が移動してしまうのは不便と考え、このような仕様としているものです。