作業版データの公開

機能概要

fusion_place [マネージャ] から行う「作業版データの公開」とほぼ同じ機能です(※)。設計者権限または管理者権限を持つユーザ以外は実行できません。

(※)相違点として、fusion_place [マネージャ] から作業版データを公開した場合には、ここでいう「作業版データの公開」の後に、「版系列の圧縮」と、公開版に対する「世代別元帳行データの圧縮」も実行されます。

リクエストの記述方法

「作業版データの公開」のリクエスト記述例を以下に示します。

<request type="PUBLISH_EDITION" desc="作業版データを公開する">
  <parameters>
    <parameter name="APPLICATION" value="SAMPLE1"/> (1)
    <parameter name="SOURCE_EDITION" value="EDITION1"/> (2)
    <parameter name="SCENARIOS" value="BUDGET,FCST"/> (3)
  </parameters>
  <contents> (4)
  </contents>
</request>
1 「アプリケーション」パラメタ
2 「公開元元帳版」パラメタ
3 「対象シナリオ」パラメタ
4 リクエスト内容

パラメタ

対象アプリケーションに加え、公開元元帳版・公開対象シナリオ(複数)を指定可能です。

パラメタ 必須 キー 指定内容

APPLICATION

Yes

なし

対象アプリケーションのラベルを指定して下さい。

SOURCE_EDITION

No

なし

データ公開元元帳版のキーを指定して下さい。当パラメタが省略された場合、「共通作業版」が公開元とされます。
なお、公開版のキーを指定するとエラーとなります。

SCENARIOS

No

なし

公開対象シナリオのラベルをカンマ "," で区切って指定して下さい。値が空白の場合および当パラメタが省略された場合、すべてのシナリオが公開対象とされます。

リクエスト内容

「リクエスト内容」はありません。

レスポンスの内容

「作業版データの公開」のレスポンス例を以下に示します。

<response type="PUBLISH_EDITION" desc="作業版データを公開する">
  <returned-contents> (1)
  </returned-contents>
  <result>
    <code>SUCCESSFUL</code> (2)
    <started-at time-zone="Asia/Tokyo">2015/02/28 09:50:04.227</started-at>
    <ended-at time-zone="Asia/Tokyo">2015/02/28 09:50:07.827</ended-at>
    <messages>
      ・・・ (3)
    </messages>
  </result>
</response>
1 返却内容
2 処理結果コード
3 メッセージ

返却内容

返却内容はありません。

メッセージ

処理結果コードが「SUCCESSFUL」の場合、メッセージ欄には何もが表示されません。

処理結果コードが「FAILED」の場合、メッセージ欄には、処理が失敗した原因を表すメッセージが表示されます。

上記以外の処理結果コードは使用されません。