アプリケーションのバックアップ

機能概要

fusion_place [マネージャ] から行う「アプリケーションのバックアップ」と同じ機能です。すなわち、アプリケーションに含まれるすべてのデータをデータベースから抽出します。設計者権限または管理者権限を持つユーザ以外は実行できません。

リクエストの記述方法

「アプリケーションのバックアップ」のリクエスト記述例を以下に示します。

<request type="BACKUP_APPLICATION" desc="アプリケーション Backup">
  <parameters>
    <parameter name="APPLICATION" value="SAMPLE1"/> (1)
  </parameters>
  <contents> (2)
  </contents>
</request>
1 「アプリケーション」パラメタ
2 リクエスト内容は不要

パラメタ

対象アプリケーションを指定します。

パラメタ 必須 キー 指定内容

APPLICATION

Yes

なし

対象アプリケーションのラベルを指定して下さい。

リクエスト内容

「リクエスト内容」はありません。

レスポンスの内容

「アプリケーションのバックアップ」のレスポンス例を以下に示します。

<response type="BACKUP_APPLICATION" desc="アプリケーション Backup">
  <returned-contents> (1)
    1f8b080・・・
  </returned-contents>
  <result>
    <code>SUCCESSFUL</code> (2)
    <started-at time-zone="Asia/Tokyo">2016/04/28 09:50:04.227</started-at>
    <ended-at time-zone="Asia/Tokyo">2016/04/28 09:50:07.827</ended-at>
    <messages>
    </messages>
  </result>
</response>
1 返却内容
2 処理結果コード

返却内容

返却内容は 16 進形式で表現されたアプリケーションのバックアップデータです。このデータをバイナリ形式に変換してファイルに保存するとアプリケーションバックアップファイルとなります。そのファイルをもとにアプリケーションを新しく作成することにより、バックアップされたアプリケーションをリストアすることが出来ます。

なお、リクエスタ利用時には、返却内容をバイナリ形式に変換してファイルに保存するために、エクスターナルモードにおいて hex2bin オプションを使用することが出来ます。

メッセージ

処理結果コードが「SUCCESSFUL」の場合、メッセージ欄には何も表示されません。

「SUCCESSFUL」以外の場合、メッセージ欄には、警告・エラーの内容を表すメッセージが表示されます。