注記元帳
設計者は、元帳を「注記元帳」とすることができます。注記元帳では勘定科目の「データタイプ」プロパティの値に関係なく、すべてのセルのデータタイプが「文字列値」となります。注記元帳は、計数値に対するコメントを保存するために用いることができます。
注記元帳ではデータの集計は行われない代わりに、集計メンバに関するセルにもデータを入力することができます。
ただし、通常の元帳と同様、相対期間ディメンションにおいては、集計期間のデータ値は、その集計期間の最後の最小期間のデータ値と同一視されます。
例えば、12 カ月/ 4 四半期からなる通常の相対期間の定義では、第 3 四半期に対する注記は、その四半期の最後の最小期間である第 9 月に対する注記と見なされます。
コメント文字列を保持するための仕組みとしては、注記元帳以外に「注記項目」ディメンションを用いる方法があります。「元帳で保持できるデータの種類」をご参照下さい。