お知らせ機能
ワークグループタイプ のアプリケーションでは、お知らせ機能は利用できません。 |
お知らせは、fusion_place 上で、ユーザに伝達したい情報を表すオブジェクトです。業務責任単位をお知らせの宛先を設定することができ、業務責任単位別実行権限において設定された所属ユーザアカウントに通知されます。また、業務責任単位によらず全ユーザ向けに通知することも可能です。ユーザは、[コントリビュータ] または [ブラウザ] からお知らせを参照することが出来ます。
お知らせ一覧画面において、お知らせは更新日時の新しい順に並びます([コントリビュータ] または [ブラウザ] でもメニューから参照できます)。[コントリビュータ] または [ブラウザ] の起動時に表示される最新のお知らせ画面では最も新しい更新日時のお知らせを表示します。
お知らせの宛先(業務責任単位)のインポート・エクスポート
お知らせの宛先のインポート
Excel シートに登録されたデータをもとに、お知らせの宛先(業務責任単位)を、一括して追加・更新あるいは削除することができます。
操作手順:
-
お知らせの宛先(業務責任単位)をクリップボードからインポートする
インポートできるデータの形式
インポート処理では、Excel シート上のデータを、クリップボードを経由して取り込みます。具体的には、Excel のシートから、設定内容の記述された範囲をクリップボードにコピーし、それを、業務責任単位編集画面にインポートします。シート上では各項目をそれぞれひとつの列に記述します。
以下ではインポートできるデータの形式を詳細に説明していますが、分かりにくいと感じられた場合、既存の宛先(業務責任単位)をエクスポートして、Excel シートに貼り付けてみて下さい。エクスポートされたデータは(下記規則に従っているので)そのままインポートすることができます。
行の並びに関する規則
Excel シート上のコピー対象範囲の最初に「ヘッダ行」が 1 行あり、その後に「明細行」が任意の行数続く形式です。ヘッダ行は、明細行における各フィールドの意味を指示するための行です。明細行は、各々が、ひとつの宛先(業務責任単位)に対する追加・更新の内容を表します。コピー対象範囲内の任意の位置に、空行を置くことができます。空行は、単に無視されます。
ヘッダ行と明細行の並べ方に関する規則は以下の通りです。
-
範囲内の(空行以外の)最初の行は、ヘッダ行でなければなりません。
-
ヘッダ行の後に、「明細行」を任意の行数置くことができます。それらの明細行のフィールドの並べ方は、直前のヘッダ行で指示した通りとしなければなりません。
-
範囲内で、ヘッダ行は、複数回現れてもかまいません。
-
各明細行は、ひとつの宛先(業務責任単位)に関する追加・更新の内容を表します。ひとつの業務責任単位に対して複数の明細行を用いてもかまいません。その場合、それらの明細行は、シート上での並び順の通りに処理されます。
ヘッダ行の内容に関する規則
ヘッダ行は、下表の各フィールドからなります。
フィールド名 | 必須 | フィールド数 | フィールド位置 | 指定内容(フィールド記号) |
---|---|---|---|---|
コマンド |
○ |
1個 |
必ず第1フィールド |
「 |
レコードタイプ |
○ |
1個 |
必ず第2フィールド |
固定値「 |
ラベル |
○ |
1個 |
任意 |
固定値「 |
選択 |
― |
1個 |
任意 |
固定値「 |
コマンド「ADD_OR_UPDATE_NOTICE_RECIPIENT
」は、このヘッダ行に続く明細行が、宛先の追加または更新指示であることを表します。
レコードタイプ「HDR
」は、この行がヘッダ行であることを表します。
フィールドのうち、常に必要なのは、コマンド・レコードタイプ・ラベルの三つです。それ以外は必要に応じて設けることも省略することもできます。
コマンド・レコードタイプ以外のフィールドの並び順は任意です。
明細行の内容に関する規則
明細行では、ヘッダ行で指定された各フィールドに、それぞれ適切な値が指定されます。従って、各明細行は直前のヘッダ行と同じ数だけのフィールドを持っていなければなりません。また、ヘッダ行と明細行のフィールドは並び順通りに対応付けられます。明細行の各フィールドに対する指定値は下表の通りです。
フィールド名 | 指定内容(フィールド値) |
---|---|
コマンド |
直前のヘッダ行と同じコマンドを指定 |
レコードタイプ |
固定値「 |
ラベル |
各行が追加・更新する宛先(対象業務責任単位)のラベル。 |
選択 |
対象業務責任単位を宛先に含める場合は |