システムとアプリケーション

設計者 管理者

fusion_place では、ひとつの「システム」内に複数の「アプリケーション」を置くことができます。

「システム」とはユーザアカウント管理とライセンス管理が行われる括りを表します。fusion_place で用いるひとつのデータベースがそのままひとつの「システム」となります。

「アプリケーション」とは、特定の業務目的を実現するための設定・データの集まりです。設計者は任意のアプリケーションを設けることができます。例としては、以下のようなものがあり得ます:

  • 部門予算管理アプリケーション

  • 月次損益報告アプリケーション

  • 製品群別採算管理アプリケーション

システム内のほとんどのデータは、アプリケーションに属しますが、「ライセンス」と「ユーザアカウント」に関するデータはこの例外です。これらは、ひとつのシステム内のすべてのアプリケーションで共有されます。アプリケーションごとに登録する必要はありません。つまり、ひとつのシステムは下図のような構造になっています。

system structure

システムの初期化と再初期化

初期化

システムの「初期化」とは、システム(fusion_place データベース)を他のシステムから区別するための乱数文字列である「システムキー」を生成し、システムの初期化時点を表す日付・時刻情報(初期化日時)とともに、そのシステム中に記録する自動的な手続きです。

fusion_place をコンピュータにインストールすると、その時点で、当該コンピュータに接続されたハードディスク上に、fusion_place データベースがひとつ作成され、初期化されます。

インストールされた fusion_place は、そのインストール時に作成・初期化された fusion_place データベースを対象として使用しなければならない訳ではありません。すでに初期化された別の fusion_place データベースを対象として使用することも可能です。

再初期化

システムの「再初期化」とは、初期化済みのシステム(fusion_place データベース)の「システムキー」を再生成し、再初期化前のシステムキーに代えてその新しいキーをシステム中に記録するとともに、そのシステムに組み込まれていたライセンス許諾情報を消去する手続きです。

システムを再初期化してもアプリケーションやユーザアカウントは削除・変更されません。

システムの再初期化が必要となるのは、既存のシステム(fusion_place データベース)の複製をとって、原本とは別に運用したい場合です。fusion_place データベースの原本と複製を同時に対象にして、fusion_place を稼働または使用することは使用権許諾契約で原則として禁じられていますが、複製を再初期化すると、その複製は新たな原本とみなされ、もとの原本と同時に稼働・使用することが認められます。この場合、原本と、再初期化後の複製について、それぞれ使用権許諾契約ををご締結頂くことが必要です。

システムの「お客様側管理名称」

「システムキー」はシステム初期化時に自動的に割り当てられますが、それとは別にライセンス管理者は任意の「お客様側管理名称」をシステムに付すことができます。この名称は、販売元(フュージョンズ社)が発行する各種文書に(システムキーとともに)記載されますので、お客様がお使いの他の fusion_place システムと当システムを区別するわかりやすい名称をお付け下さい。