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利用時の留意事項(fusion_place >= 14.0)

SAML認証の利用にあたって、以下の事項にご留意ください。

ユーザアカウントの登録

fusion_place を利用されるユーザのアカウントは、ご利用のIdP(Identity Provider)、fusion_place の双方に登録する必要があります。

ユーザアカウント名の文字種・長さ

ユーザアカウント名に使用可能な文字の種類・長さは、fusion_place の規約を満たしている必要があります。

SSL / TLS による暗号化(IdPによる制約)

IdPの制約により、SAML認証にはfusion_place の SSL / TLS の設定が必須となります。「システム運用管理の手引き > ネットワークセキュリティ > SSL 利用のための設定」をご参照ください。クラウド版は標準でSSL / TLS に対応しています。

リクエスタ利用時の制約

リクエスタは、SAML認証に対応していません。リクエスタを利用する場合は、パスワード認証を利用してください。SAML認証とパスワード認証は併用可能です。

多要素認証利用時の制約

SAML認証を利用する場合、fusion_place の多要素認証は利用できません。IdP側の多要素認証機能をご利用ください。