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default-character-set=utf8mb4
This page is in Japanese version. The English version is in preparation.
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Amazon Aurora 設定ガイド
(fusion_place >= 10.0)
fusion_place は、AWS のデータベースサービスである Amazon Aurora をサポートしています。
Amazon Aurora の設定の前に、fusion_place のセットアップを完了しておく必要があります。 |
Aurora MySQL の設定
Aurora MySQL の設定において特に留意すべき点は以下のとおりです。
Amazon RDS のパラメータグループの設定
DB クラスターパラメータグループについて、以下の項目の値を変更します。
名前 | 値 |
---|---|
character_set_server |
utf8mb4 |
max_allowed_packet |
33554432 |
lower_case_table_names |
1 |
EC2 インスタンスのクライアントプログラムの設定
fusion_place サーバーを実行する EC2 インスタンスにおける MySQL クライアントプログラムの設定を変更します。設定にはオプションファイルを用います。
クライアントプログラムの設定は fusion_place サーバーの動作には影響しません。 |
以下は、mysql
コマンドの接続文字セットを utf8mb4
に設定する例です。
データベーススキーマの作成と初期データの投入
データベーススキーマを作成し、システム情報とユーザの初期データを投入します。 この作業には、aurora_init_S118.zip に含まれる初期化用 SQL スクリプトを以下の順に実行します。
-
create_tb_watermark.mysql.S118.sql
-
sysinit.S118.sql
-
create_user.sql
初期化用 SQL スクリプトは、接続文字セット設定済みの fusion_place サーバーの MySQL クライアントプログラム(例えば mysql コマンド)で実行するとよいでしょう。
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fusion_place サーバーの設定
JDBC ドライバーの配備
fusion_place インストールディレクトリ内の lib サブディレクトリに、JDBC ドライバーの JAR ファイル(例: aws-mysql-jdbc-1.1.1.jar
, 数字はバージョンにより異なります)をコピーします。
アプリケーションサーバー(Tomcat)の設定
Tomcat の設定ファイル(server.xml)について、以下の項目の属性値を変更します。
環境変数の設定
以下の環境変数(JNDI 環境プロパティ)を追加・変更します。
<Environment name="fusionplace/concurrent_update" type="java.lang.Boolean" value="false"/> (1)
<Environment name="fusionplace/dbms" type="java.lang.String" value="MYSQL"/> (2)
1 | 並行更新の有効・無効を設定します。お使いのライセンスが extreme ライセンスの場合、value="true" と設定することで有効化できます。 |
(fusion_place >= 12.0)
ライセンス許諾のタイプがBの場合、並行更新の有効・無効はライセンス許諾ファイルにより制御されます。そのため concurrent_update
の設定は無視されます。[2]
1 | デフォルトの H2 から変更します。 |
データソースの設定
リソース fusionplace/datasource
について、以下の値を追加・変更します。
<Resource name="fusionplace/datasource"
<!-- ... -->
factory="org.apache.commons.dbcp.BasicDataSourceFactory" (1)
driverClassName="software.aws.rds.jdbc.mysql.Driver" (2)
username="{ユーザー名}" (3)
password="{パスワード}" (4)
url="jdbc:mysql://{エンドポイント名}:{ポート番号}/wtm?characterEncoding=utf-8&dontTrackOpenResources=true" (5)
/>
1 | 項目が存在しない場合は追加します。 |
2 | デフォルトの org.h2.Driver から変更します。 |
3 | 接続用ユーザー名を指定します。 |
4 | 接続用ユーザー名に対するパスワードを指定します。 |
5 | 書き込み用のエンドポイント名(ホスト名)およびポート番号を指定します。 |