ライセンス許諾ファイルを組み込む
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ライセンス許諾ファイルとは
ライセンス許諾ファイルとは、お客様から送付いただいた購入オーダファイルの内容をもとに販売元(フュージョンズ社)が作成するファイルです。このファイルには販売元(フュージョンズ社)からお客様への使用権許諾内容が記録されています。お客様がライセンス許諾ファイルをシステムに組み込むことによって、ご契約条件に従って fusion_place をご使用いただけるようになります。
ライセンス許諾ファイルを組み込める条件
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ライセンス許諾ファイルを組み込む先のシステムは、そのライセンス許諾のもととなった購入オーダファイルを作成したシステムに限られます。
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ライセンス許諾の対象となるライセンスは通常「未購入のライセンス」としてシステムに保持されています。すなわち、ライセンス管理ダイアログの「未購入のライセンス」一覧に表示されます。未購入のライセンスを削除することもできますが、削除したとしても、ライセンス許諾ファイルを組み込む上で差支えはありません。
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ライセンス許諾ファイルは可読形式ですが、内容を修正しないでください。修正したファイルは、システムに組み込めなくなることがあります。
ライセンス許諾ファイルのファイル名
販売元がライセンス許諾ファイルを作成するときは、購入オーダファイルの名前の末尾に .fgrant
を付加してファイル名とします。この名称を変更しても問題ありませんが、購入オーダファイルとの対応付けが判りにくくなるためお勧めしません。
ライセンス許諾ファイルの組み込み手続き
ライセンス許諾ファイルを組み込むには、まず [マネージャ] にログインしてください(アプリケーションを選択する必要はありません)。その後、次のステップでライセンス許諾ファイルを組み込んでください。
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メニューから
を選択します。「ライセンス管理」ダイアログの「ライセンスとユーザ数」パネルが表示されます(項目説明参照)。
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ライセンス許諾ファイル組込 ボタンをクリックしてください。
「ライセンス許諾ファイル組込」ダイアログボックスが表示され、フォルダとファイル名の選択を求められます。
このとき、上記のかわりに「ライセンス許諾ファイル組み込み前に、お手数ですがモラトリアムキーを消去してください」というメッセージが表示されることがあります。このメッセージが表示された場合は、「モラトリアムキー」パネルに移ってモラトリアムキー欄の内容を消去してから、もう一度、ライセンス許諾ファイル組込 ボタンをクリックしてください。 モラトリアムキー欄が空白の場合は、消去する必要はありません。消去した後は、「ライセンスとユーザ数」タブをクリックしてもとのパネルに戻ってください。
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フォルダとファイル名を指定(あるいは確認)して、ライセンス許諾ファイル組込 ボタンをクリックしてください。
指定したライセンス許諾ファイルが組み込まれます。すなわちライセンス許諾ファイルに含まれるライセンスデータが、「購入済みライセンス」一覧に追加され、画面上の「未購入のライセンス」一覧にあればそこから削除されます。
これで、許諾されたライセンスが有効になります。